歪んだ音で練習?クリーンで練習?
2008.08.11 (Mon)
また他人の記事からネタを頂いたkk6です。こんばんは。
今回は練習の時、歪んだ音で練習するのがいいのか、それともクリーンで練習したほうがいいのか、についてです。これは僕も昔に結構悩まされましたね。ある人は「クリーンだとノイズの処理が上手くならないから本番と同じ歪みで練習しろ」、またある人は「ディストーションサウンドはごまかしが効くからクリーンで練習しないとだめだ」言ったり。「練習の時はアコギで練習するといい」なんて人もいますね。
短所:ちゃんと弾けてなくてもごまかしが効いてしまう。
試しに歪みをかなり効かせた音で、全部の弦に軽く触れた状態(左手でミュートした状態)から、左手を弦から離してみてください。それだけでかなりのノイズが発生すると思います。歪んだ音で演奏する場合、このノイズをいかに処理しながら綺麗に聴かせられるかが大事になってきます。
ただし、歪んだ音はちゃんと押さえられていなかったり、右手と左手のタイミングがジャストでなくても「それなりの音」が鳴ってしまうため、自分では弾けてるような錯覚に陥ってしまいます。録音して聴いてみると、弾いてる時は弾けてた気がしてたフレーズも、実際はちゃんと鳴ってなかったりします。
短所:ノイズが発生しにくいので、余弦のミュートを疎かにしがち。
歪んだ音で弾けてるつもりでも、いざクリーンにして弾いてみると「ポコッ」とかいう音が鳴って凹んだ経験があるんじゃないでしょうか。(僕もあります(笑)クリーンな音では左手はより正確にフレットを捉えなければいけません。また、右手と左手のタイミングがジャストでないと、綺麗になってくれません。クリーンで綺麗に弾けるようになったら、いざ歪ませた時により綺麗な音が出せるようになっているはずです。短所に関しては先ほどの逆ですね。ノイズがあまり発生しないので、余弦のミュートへの意識が疎かになりがちです。クリーンでちゃんと弾けるからといって、いざ歪ませて弾いた時にノイズだらけだと何をやってるのかわかりませんからね。
そういうわけで、まず本番を想定した音での練習をメインに。それが歪んだ音での練習であるなら、クリーンでも練習してみてちゃんと弾けてるか確認するのがいいんではないでしょうか。クリーンなアルペジオを歪んだ音で練習する必要はないと思いますが(笑
とにかくどんな練習でも色々と分析をしながら試行錯誤してみるのがいいと思います。
今回は練習の時、歪んだ音で練習するのがいいのか、それともクリーンで練習したほうがいいのか、についてです。これは僕も昔に結構悩まされましたね。ある人は「クリーンだとノイズの処理が上手くならないから本番と同じ歪みで練習しろ」、またある人は「ディストーションサウンドはごまかしが効くからクリーンで練習しないとだめだ」言ったり。「練習の時はアコギで練習するといい」なんて人もいますね。
ではどうすればいいのか?
結論から言いますと、本番を想定した音…歪んだ音でロックをやるんであれば、やはり歪んだ音での練習をメインにするのが一番じゃないでしょうか。ただし、どちらの練習方法にも長所と短所があるので、状況によって使い分けるのが一番だと思います。では、それぞれの練習について簡単に長所と短所を。歪んだ音での練習
長所:ノイズの処理(ミュート)が上手くなる。短所:ちゃんと弾けてなくてもごまかしが効いてしまう。
試しに歪みをかなり効かせた音で、全部の弦に軽く触れた状態(左手でミュートした状態)から、左手を弦から離してみてください。それだけでかなりのノイズが発生すると思います。歪んだ音で演奏する場合、このノイズをいかに処理しながら綺麗に聴かせられるかが大事になってきます。
ただし、歪んだ音はちゃんと押さえられていなかったり、右手と左手のタイミングがジャストでなくても「それなりの音」が鳴ってしまうため、自分では弾けてるような錯覚に陥ってしまいます。録音して聴いてみると、弾いてる時は弾けてた気がしてたフレーズも、実際はちゃんと鳴ってなかったりします。
クリーンでの練習
長所:より正確なフィンガリング・ピッキングが身につく。短所:ノイズが発生しにくいので、余弦のミュートを疎かにしがち。
歪んだ音で弾けてるつもりでも、いざクリーンにして弾いてみると「ポコッ」とかいう音が鳴って凹んだ経験があるんじゃないでしょうか。(僕もあります(笑)クリーンな音では左手はより正確にフレットを捉えなければいけません。また、右手と左手のタイミングがジャストでないと、綺麗になってくれません。クリーンで綺麗に弾けるようになったら、いざ歪ませた時により綺麗な音が出せるようになっているはずです。短所に関しては先ほどの逆ですね。ノイズがあまり発生しないので、余弦のミュートへの意識が疎かになりがちです。クリーンでちゃんと弾けるからといって、いざ歪ませて弾いた時にノイズだらけだと何をやってるのかわかりませんからね。
まとめ
色んな曲を聴いてるとわかると思いますが、ロックといっても強烈な歪みを効かせたリフもあれば、クリーンサウンドに幻想的なエフェクトをかけたアルペジオもあったり、とにかく色んなサウンドが聴けますよね。色々なサウンドを自在に操れるようになるのが一番ではないでしょうかね。そういうわけで、まず本番を想定した音での練習をメインに。それが歪んだ音での練習であるなら、クリーンでも練習してみてちゃんと弾けてるか確認するのがいいんではないでしょうか。クリーンなアルペジオを歪んだ音で練習する必要はないと思いますが(笑
とにかくどんな練習でも色々と分析をしながら試行錯誤してみるのがいいと思います。
練習する際は歪みをかけた音をメインにして、弾けるかどうかの確認にクリーンな音を使用するんですね。
なるほど!納得です!!
今日この記事を見てすぐに弾けるかどうかの確認でクリーンな音で弾いてみたら「ぽこっ」って音がいっぱいして、自分がいかに歪みに頼っていたかっていうのがよく分かりましたwwww
フィンガリングだーめだめですねw
(´・ω・)もっと丁寧に弾かなきゃっ
P.S
記事ありがとうございました
丁寧でとっても分かりやすかったです♪
おかげで胸にあったモヤモヤがすっきりとれました!!
感謝です^^
加えてなんですけども・・・
リンクを張らせて頂いてもよろしいでしょうか><
by YAM (2008-08-11 18:10)
■YAMさん
こんな記事でも役に立ったなら幸いです。今回の歪みの話に限らず、練習の時は常に本番を想定しつつ取り組むとより効果的な練習になると思います。
リンクは全然構いませんよー。
後でこちらも張らせてもらいますね。
by kk6 (2008-08-11 19:34)
YAMさん良かったですね!
そして俺もちゃっかり便乗してお勉強・・w
俺の苦手分野は・・・ミュート・・・
てことはちと歪み系での練習量増やすか・・
by Ken (2008-08-11 21:04)
■Kenさん
この記事、書いてる自分の為にもなるんですよね。漠然と捉えてた部分とかも深く分析したりなんかして。
ギター弾き同士の交流がお互いのスキルアップにつながるんですねぇ。
by kk6 (2008-08-11 22:15)