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気になる教則本2冊


ちょっと気になる教則本が2冊あったので立ち読みしてきました。大村孝佳くんの本とKelly Simonzさんの本です。








ギター・マガジン 超絶ギタリスト養成ギプス (CD付き) (リットーミュージック・ムック)

ギター・マガジン 超絶ギタリスト養成ギプス (CD付き) (リットーミュージック・ムック)

  • 作者: Kelly Simonz
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2009/08/22
  • メディア: ムック





どっちも欲しいのは欲しいんですが、一度に両方買ってもしょうがないのでどちらを先に買うべきか迷ったので中身をちらっと覗いてきたわけです。そしてその場では買わずあとでYoutube等で本人ないしは購入した人が収録フレーズに挑戦したものを聴いて、どういうフレーズが収録されてるか視聴して決めよう、というわけです。

今回どちらもご本人の模範演奏が見つかったので紹介してみましたが、kellyさんのほうが各章末にのってる小曲の演奏動画しかなく、これがまた超絶なため大村君の動画のインパクトがちょっと…と思ったのでかなりクセのあるやつ選んでみました。他にもお二人の模範演奏は結構あるので探してみてください。

で、感想としては大村本の方が初心者~上級者まで使える本だなという印象を受けました。なんせ「基礎力を鍛える」と銘打ってるくらいですから。本人の手写真とかも交えて基本的なポイントをわかりやすく説明してくれてるので、僕みたいに独学でギターやってる人間は重宝すると思います。この本は難しいフレーズに挑戦するというよりは、フレーズと解説を通じて基礎固めをしよう、そんな本だと思います。もちろんそう簡単なフレーズじゃないんですが(笑

kelly本のほうはというと、これは大村本とは真逆の性格の本だと思います。とにかく超絶。上級者がさらに高みを求めるために活用すべき本かなぁという印象でした。意外だったのはただ速弾きフレーズをひたすら練習させられるのではなくて、バッキング用のフレーズも結構入ってたことです。それからネオクラシカルみたいなのだけじゃなくてジャズ・フュージョンとかのフレーズも入ってて、かなり幅広いなといった印象。とにかくもっと上手くなりたいと思ったら買いだと思います。

どちらの本もフレーズが単なるメカニカルトレーニングではないというところがいいですね。ちゃんと音楽してる。初心者~中級者は大村君の本でみっちり練習して上達したらkellyさんの本に挑戦するのがいいんじゃないかと思います。僕はそうするつもりです。

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【第6回】Nuno奏法研究


Nunoによる「he man woman hater」の模範演奏です。貴重ですね。



さてさて、今回はNunoの右手…親指の屈伸運動に注目してみましょう。いわゆるサークルピッキングというやつとはちょっと違うと思います。別に円運動はしてないです。あくまでも親指と人差し指をつかってスナップを利かせるように…というのがNuno流のようです。カッティングの肝は手首のスナップとはよくいいますが、Nunoの場合はさらに指先でもスナップを利かせてるんですね。

個人的にこの動画を見ながら感じたのは、ダウンピッキングの時は親指の第一関節から先をお辞儀させるような感じで弦を弾き、アップピッキングの時はダウンの時に親指によって押し込められた人差し指が反発する力を利用して弦をすくい上げるようにして弾く、というのがNuno流なのかなという事でした。

あ、もちろん弦とピックは平行気味になるようにするのがポイントです。決して擦り弾きにはなってないはずです。

まだまだ研究過程なのでこれぞNuno流とは言い切れませんが、現時点で個人的にはこう思ったkk6なのでした。皆さんも動画を見て研究してみてください。

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